アルマーニの最初の仕事は、ミラノの百貨店ラリナシェンテのウインドウドレッサーだった。
ショーウインドウの飾りつけをする仕事だった。
次は、紳士服のバイヤー、当然ながらそのデザイン、素材、作る工程、流通などについても知る必要があったし、バイヤーとして売れる服を仕入れるためには、消費者の求めているものについてのリサーチマーケティングもしなければならなかった。
数年後には豊富な商品知識をもつ紳士服のトップバイヤーにのしあがったアルマーニに、当時すでにメンズのでデザイナーとして知られていたニノセルティから声がかかった。
将来デザイナーとして頭角を現すアルマーニの最初の才能は、この時期にセツティの工場で発揮された。
つまり、堅いしんが入ったかちっとした仕立ての紳士服の常識を破って、カーディガンのような軽くてやわらかい着心地の紳士服を考案し、生産ラインにの似せることに成功したのだった。
時はまさにオートクチュールがすたれ、デザイナーブランドのプレタポルテ時代が到来しようという70年代の初めだった。
その後アルマーニは、セルッティの元を離れ、紳士服デザイナーとして数社の仕事をこなすようになっていた。
新しい時代の流れの中でそんなアルマーニの才能を見込み、独立を強く勧めたのだが、当時建築事務所で働いていた友人のセルジオ・ガレオッティだった。
1975年ジョルジオとセルジオは、ジョルジオ・アルマーニ者を設立した。
そして今にいたる。
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